大人の社会科見学 地下神殿に行ってきました!
操作室が見える!! なんか映画かドラマみたい…。
この操作室は、首都圏外郭放水路のさまざまな施設をモニターしてコントロールしています。
実際にテレビや映画の撮影にも使われるそうです。
私たちが調圧水槽へ入って行くのもモニターされていたんですね^^
このパネルで首都圏外郭放水路についての説明を受けました。
国道16号の地下50mに建設された約6kmのトンネルです。
その間に5つの立坑があり、5つの川の水を流入、貯水し、排出する機能。
国道16号の下にこんな施設があるなんて、知りませんでした…。
この模型を使用して、実際にどうやって水が入ってきて、どのように貯水し、排出するのかを実際に水を使って説明を受けました。
ここが私たちが見学する地下神殿と言われている調圧水槽です。
ここに貯水するんですね。
この日の朝9時の気温が25℃、これから行く地下神殿の気温は15℃で湿度80%
やっぱり地下は涼しいのねー。
ひと通り説明を受けたら、一旦外に出て、超圧水槽に向かいます。
この一面のグリーンの部分の下が調圧水槽です。
サッカーコート1面くらいの大きさです。
このさりげないコンクリートの塊が調圧水槽の入り口です。
いよいよです!!
階段を1段1段降りて行くごとに、空気がひんやりしてきます。
湿気ていて、手すりも濡れています。
危ないので、階段では撮影禁止となっていますが、神殿が見えてきた時、思わず声が出ちゃう感じ…。
ちょっと感動しました!!
5月の台風の時に稼働したそうなので、まだ水が溜まってますね。
遠くの方は霧がかかっていて、かなり幻想的な雰囲気です。
空気もひんやりしていて寒いくらいです。
この柱は全部で59本あり、1本の柱は奥行7m、幅2m、高さ18mもあるんです。
コンクリート製の柱の重さは1本あたり約500tもあります。
驚いたのは、地下水によるアップリフト(揚圧力)により調圧水槽が浮くのを抑えるためには荷重が必要ということで、天井に載せている土砂と梁のコンクリートや柱、底盤コンクリートが荷重の役割を果たしているそうです。
これが第一立坑なんですが、深さ70m、内径30mの巨大な立筒。
スペースシャトルや自由の女神がすっぽり入る深さなんだそうです。
もうね、全てが大きいから大きさの感覚がわからなくなりそうです^^;
立坑の中を見たいような気もしますが、この車止めのところまでしか、行くことができません。
この車止めは何かというと…
川の水は土砂も運んでくるので、ここに土砂もたまります。
そんな時は天井からブルドーザーをクレーンで降ろして、土砂を除去するそうです。
天井を見上げるとかすかに光が見えますね。
そこがその入り口です。
ブルドーザーが立坑に落ちないようにするための車止めなんです。
この調圧水槽の大きさは、幅78m、長さ177mでサッカーグランドほどの大きさがあるそうです。
ここも奥まで入ることはできません。手前まで(柱3本分くらいまで)しか入ることができません。
平成14年の部分通水の稼働から110回以上も稼働しているそうなんです!!
全然知らなかったわー。
平成27年9月の台風では約1,900㎥の洪水調節を行ったそうです。
約10分くらいの見学を終え、龍Q館に戻ります。
うわぁー、暑い…><
これが江戸川に排水する施設かな?
地下から水を巨大ポンプでくみ上げる設備です。
そして、江戸川に排出します。
この排出も1秒間に200㎥で、プール1杯分なんだそうです(驚)
いやー、面白かった!! ちょっと遠かったけど行ってよかった^^
帰りに草加で途中下車して、かき氷を食べに行きました。
何にしようか悩みましたが…
いちごショートケーキにしてみました。
かき氷なのに生クリームがのってるー。
上にのっているイチゴが♡だわ。
いちごのシロップには練乳とか生クリームが混ざってるのかな?
気持ち薄いような気もしますが…。
かき氷の中には、ミルクレープが入っていてびくっり!!
アイスケーキのような感じでした。
自主練の甲斐あって普通に行って帰ることができて、ひとまずホッとしました^^;
地下ってちょっと神秘的よねー。
涼しいので、夏には最適かと…^^
HPを確認したら、8月から見学会の内容が変わるみたい。
今までは国交省が実施していて無料だったのですが、民間運営会社が行うため有料になったようです。
だけど、私たちが見学できなかった第一立坑が見学コースに含まれることになったり、見学回数も格段に増えるそうですよ。
観光資源として有効活用しよう!ということなんでしょうね。
他言語アプリも開発中だそうです^^
興味のある方は是非〜
by wvyumavw
| 2018-07-24 09:10
| 日々の出来事