2013年のトニー賞で作品賞をはじめとする6部門を受賞する快挙を成し遂げた大ヒットミュージカルのキンキーブーツ。そのオリジナルスタッフ陣が集結し、日本版のキンキーブーツが上演になる…ということで、ずっと楽しみにしていました。
めっちゃ楽しかった〜♪日本のミュージカルでもう一度見たい!! って思った初めてのミュージカルでした^^
今回は、新国立劇場で行われました。この劇場、広くて綺麗なので好きなんですよね^^(うちから行くのは不便だけど…^^;)
気分を盛り上げるために、キンキーブーツは持ってないので(笑)、赤を身につけて鑑賞してきました^^
イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場 プライス&サン の四代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとりローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとはっぱをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグ・クイーンのためのブーツ キンキーブーツ を作る決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、二人は試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意する。
まず驚くのが、ドラァグクイーンを演じた三浦春馬!!
テレビのイメージとはまったく違ってて、ローラにしか見えません。
何より、身体つきが男性のものとは違ってて、12㎝から15㎝はあるんじゃないか…というヒールを履いて踊るダンスも素晴らしい!!
肉体改造をしたんでしょうねー。 完璧だったし、美しかった!!
で、歌もすごーーく聴かせるんですよ。
自身の過去を受け入れたローラが白いロングドレスで歌う Hold me in your Heart は、ジーンとしちゃって、聴き惚れてしまいました。
もう三浦春馬じゃなくて、ローラそのものがそこに居たって感じでした。
それと途中まで女性が混ざっていると思っていたエンジェルズ。
なんと、全員男性が演じてたんですよ!!
エンジェルズも圧巻で、衣装も可愛くて楽しいんです。
彼女たちの衣装とダンスも見所の一つかな…^^
日本で見るステージって、大人しく鑑賞する…って感じが多かったのですが、このミュージカルは観客のノリがとっても良くて、それも楽しかった要因の一つかな。ラストのダンスなんか、気がつくと一緒に踊ってしまうような感じで…(笑)音楽がシンディー・ローパーってこともあるかも…なんですが、ちょっと懐かしかったよね…^^;
このミュージカルのテーマでもある自分の考え方を変えれば、世界も変えられる。
外見や性別にとらわれずに手を取り合って生きて行くことの素晴らしさが伝わってくる素晴らしい舞台でした。
もう一度見たいと思ったのですが、人気のようで凱旋公演のチケットも取れませんでした…><
このメンバーで是非再演して欲しいでーーす!!