iPhone紛失から手元に戻るまで!!
まさか海外旅行で大事な大事な iPhone を失くすとは思ってもみませんでした。
いつもは十分に気をつけているつもりだし、自分で言うのもなんですが、しっかりしている方だと思っていました。
でも、主人や息子に言わせると常に何処か抜けているらしいのですが…(汗)本人はしっかりしているつもりなんです^^;
やっぱり年齢とともに注意力散漫なことが増えているのかな…(…と年齢のせいにしてみたりして…^^;)
今回の iPhone 紛失事件の顛末をお世話になった方々への感謝の気持ちも込めて、書き記しておきたいと思います。
(自分で作った iPhoneカバー、こうやって見ると薄汚れてきたわね…^^;)
初日、全ての予定を終えてタクシーでホテルまで帰り着きました。
ホテル玄関までつけてもらわずに反対車線にある銀行の前で降り、エレベーターに乗ってから iPhone がないことに気がつきました。
慌てて戻ったものの、タクシーがいるわけもなく…(悲)
フロントで事情を説明したのですが、タクシー会社もわからない(レシートももらわなかった)し、手がかりなるようなことを何も覚えてなく…。
とりあえず電話をしてみるけど、全然応答もなくて、そもそもこの時点で軽くパニックになっているので、iPhone がどういう状態(マナーモードにしてるとか…)にしていたか思い出せなくて…><
探しようがない状態の中、タクシーの運転手はラジオを聞いていることが多いので、ラジオで情報をながしてもらうように手配するから…と言ってくれて、機種やカバーの色などを説明して、とりあえず連絡を待つしかないと…。
部屋に戻っていろいろ考えていた時、iPhoneを探す という機能があったじゃん♪ と思い出し、やってみることに…。
こんな感じの画面に持っているMacの製品が表示されるのですが、どれもオフラインと表示されるんです。
(iPhone の画像はお借りしました )
よく考えたら、今回面倒だったので機内モードにして、wifiだけ設定して使っていたので、モバイル通信もできないし、wifiもつながっていないのでオフラインになってるのね…><
どうりで電話しても応答ない訳ね…。
これだとせっかくの機能も使えない状態だということがわかりました(悲)
でも、万が一…ということを考えて、サウンドを再生と紛失モードの設定はしておきました。
iPhoneを消去については、まだ戻ってくるかも…という淡い期待があったので、消去しませんでした。
翌朝、フロントに確認に行ったら、昨晩とフロントの人が違うにもかかわらず、ちゃんと話が伝わっていて、同じことを何度も説明せずとも話が進むことにちょっと感激しました。
Manager がホテルの監視カメラを確認すれば、タクシーが特定できるかもしれない…と調べてくれることに…。
(タクシーは写っていたけど、暗くて番号などはわからず…。)
念のために警察に行きたいのだけど…と話したら、さっそく警察に電話を入れて事情を話してくれ、日本語がわかる人がいるかどうかも確認してくれました。
いないということだったので、ホテルのスタッフを同行させるから、繁忙時間過ぎである11:30頃に警察にいきましょう。…と10分もかからないくらいの間にサラサラと手配を完了してくれました。
この時点で親切に対応してくれるホテルのスタッフに感動。 そのお陰でちょっと落ち着きました。
腹が減っては…ってことでホテルで朝食をいただき、龍山寺に行って、iPhone が戻ってきますように…とお参りをしてきました。
ホテルスタッフと一緒にタクシーで警察に向かいます。
この台北市政府警察局 松山分局の中にある中崙派出所にお世話になりました。
私としては、盗難届けを出すつもりでいたのですが、どうやら調べてくれるみたい…。
でもどうやって??
中に通されると、お昼時間だったようで、ソファセットのところでお弁当を食べている人たちが…。
座れ…と指示された席の後ろでは、新入社員のような若い警官が机に新聞紙を広げて、拳銃を分解してる…(驚)
あれ? 私たち、ここに居ていいのかしら?? みんなが何を言っているのかわからないし、結構ドキドキしました。
PC で何やら操作していると監視カメラの映像のようなものが出てきました。
あれ? もしかして、探してくれてるの?? とこの時、やっと理解しました^^;
これって刑事ドラマとかで見る光景だわ…とちょっと食い付き気味に画面を横から見るものの、夜なので画像がわかりずらい…><
そんな中、タクシーを降りる自分たちを発見したのですが、タクシーの後ろからゴミ収集車がやってきて、肝心な部分が隠れて見えず…。
あー、こんなことってあるのねー(悲)
他を探すために、どういう道順で帰ったか…と聞かれ、Google Maps を見ながら、思い出そうとするのですが、人間の記憶って不確かですよねー。
それぞれ覚えてることが微妙に違っていて、確信が持てなくて…(汗)
ホテル近辺の映像はどこも確定的なものがなかったので、今度はタクシーを乗った地点の画像を探すことに…。
しばらくするとヒョコヒョコと歩く私たちが画面に映しだされました。
おぉー、これもドラマで見かける映像と同じだわ…。ホントに自分たちが写ってる!!
で、この地点からどのくらいでタクシーに乗ったのか…、タクシーはどっち方向からきたのか…などを聞かれているうちに、車体等でこれだと思われる車を見つけたみたい。
すると、今度は運転登録証のような顔写真入りの画像を見せられて、運転手の顔の確認をさせられたのですが、私たちの記憶では髪はあったと思ったのに、写真の人は髪がないんですよ!!
でも、顔はこんな感じだったような気もするし…。確信が持てない…><
それでもこのタクシーに間違いないと思ったのか、電話をして何やら話しています。
すると、笑顔で ありましたよ!! と…。
えっ、ホントに??? 予想もしていなかったので、思わずホテルスタッフに抱きついて喜んじゃったわよ(笑)
「営業で遠くにきてるから、届けるのは夜になる。タクシー代金として、1,000元払ってくれないか…」と言ってるけどどうする? と聞かれたので「戻ってくるなら払います!」と交渉成立しました。
電話を切ったら、拳銃を分解していた署員の人たちからも拍手が沸き起こり、あら、みんなも事態を見守っててくれたのね…。 ありがとうございます! とあらゆる方向に頭をさげてきました^^
その後、書類を記載しお金も払ったら、写真を撮るから…と言われ、あれ? 犯罪者とかが撮られるみたいなあれ? 台湾ではこういう場合も写真撮るの?? と挙動不審になっていたら…彼の iPhone で受付をバックにみんなで記念撮影(笑) 何だかのどかだわ…。
受付の署員の方も協力してくれて、私のカメラでも撮ってくれました^^
警察に来てから、2時間半で解決。
台湾警察ってホントに優秀でとっても親切!!
怖いとか、威圧感があるとかって雰囲気は全然なくて、親身になって時間をさいてくれたし、終始穏やかでした。
同行してくれたホテルスタッフもとっても可愛らしい子で、この子が可愛かったので頑張ってくれたし、写真も撮ったのでは? と私たちは勘ぐってしまいましたが(心の中でManager Good Job!! って思ってました 笑)彼女もとっても親切で、途中途中で「大丈夫ですよ。台湾警察は優秀ですから、きっとみつかります!」と励ましてくれて、とっても心強かったです。
この後、19時くらいにはタクシーの運転手さんが警察に届けてくれたので、今度は自分たちだけで取りに行きました。
おおよそ1日ぶりに手元に戻ってきた iPhone ♪
ホントに戻ってきてよかったわ〜^^
外国の警察署内に入ることなんて普通はないので、いろんなことに興味津々でした。
拳銃を分解しているのを見るのも初めてだし、途中で部品がコロコロっと床に転がっていったりして、コントみたいだけど、本物なんだよね…と不思議な感じでした。
途中で他の探し物をする人が来たので、ソファに移動したんですが、台湾茶を入れるお茶セットが置かれていて、お湯を流す管がバケツにつながってました(笑)
日常もこうやってお茶を飲むのねーとちょっと驚きました。
ホテルでもすっかり有名人になっちゃったみたいで(汗)、iPhone 見つかってよかったですね! といろんな人に言われました。
スタッフ間の情報共有が素晴らしくて、いいホテルだなーとしみじみ思いました。
こういうことが安心感にもつながるし、Manager の仕事の的確さと速さも感動でした。
台湾警察もここまで対応してくれるなんて思ってなかったので、嬉しかったし、ホントに優秀ですね。
言葉が話せたら、もっときちんと感謝の気持ちを伝えたかったんだけど、謝謝しか言えない自分がもどかしかったです。
自分の不注意からいろんな方にご迷惑をお掛けしましたが、台湾の方々の親切に触れて、ますます台湾が好きになりました。
本当にありがとうございました
いつもは十分に気をつけているつもりだし、自分で言うのもなんですが、しっかりしている方だと思っていました。
でも、主人や息子に言わせると常に何処か抜けているらしいのですが…(汗)本人はしっかりしているつもりなんです^^;
やっぱり年齢とともに注意力散漫なことが増えているのかな…(…と年齢のせいにしてみたりして…^^;)
今回の iPhone 紛失事件の顛末をお世話になった方々への感謝の気持ちも込めて、書き記しておきたいと思います。
(自分で作った iPhoneカバー、こうやって見ると薄汚れてきたわね…^^;)
初日、全ての予定を終えてタクシーでホテルまで帰り着きました。
ホテル玄関までつけてもらわずに反対車線にある銀行の前で降り、エレベーターに乗ってから iPhone がないことに気がつきました。
慌てて戻ったものの、タクシーがいるわけもなく…(悲)
フロントで事情を説明したのですが、タクシー会社もわからない(レシートももらわなかった)し、手がかりなるようなことを何も覚えてなく…。
とりあえず電話をしてみるけど、全然応答もなくて、そもそもこの時点で軽くパニックになっているので、iPhone がどういう状態(マナーモードにしてるとか…)にしていたか思い出せなくて…><
探しようがない状態の中、タクシーの運転手はラジオを聞いていることが多いので、ラジオで情報をながしてもらうように手配するから…と言ってくれて、機種やカバーの色などを説明して、とりあえず連絡を待つしかないと…。
部屋に戻っていろいろ考えていた時、iPhoneを探す という機能があったじゃん♪ と思い出し、やってみることに…。
こんな感じの画面に持っているMacの製品が表示されるのですが、どれもオフラインと表示されるんです。
(iPhone の画像はお借りしました )
よく考えたら、今回面倒だったので機内モードにして、wifiだけ設定して使っていたので、モバイル通信もできないし、wifiもつながっていないのでオフラインになってるのね…><
どうりで電話しても応答ない訳ね…。
これだとせっかくの機能も使えない状態だということがわかりました(悲)
でも、万が一…ということを考えて、サウンドを再生と紛失モードの設定はしておきました。
iPhoneを消去については、まだ戻ってくるかも…という淡い期待があったので、消去しませんでした。
翌朝、フロントに確認に行ったら、昨晩とフロントの人が違うにもかかわらず、ちゃんと話が伝わっていて、同じことを何度も説明せずとも話が進むことにちょっと感激しました。
Manager がホテルの監視カメラを確認すれば、タクシーが特定できるかもしれない…と調べてくれることに…。
(タクシーは写っていたけど、暗くて番号などはわからず…。)
念のために警察に行きたいのだけど…と話したら、さっそく警察に電話を入れて事情を話してくれ、日本語がわかる人がいるかどうかも確認してくれました。
いないということだったので、ホテルのスタッフを同行させるから、繁忙時間過ぎである11:30頃に警察にいきましょう。…と10分もかからないくらいの間にサラサラと手配を完了してくれました。
この時点で親切に対応してくれるホテルのスタッフに感動。 そのお陰でちょっと落ち着きました。
腹が減っては…ってことでホテルで朝食をいただき、龍山寺に行って、iPhone が戻ってきますように…とお参りをしてきました。
ホテルスタッフと一緒にタクシーで警察に向かいます。
この台北市政府警察局 松山分局の中にある中崙派出所にお世話になりました。
私としては、盗難届けを出すつもりでいたのですが、どうやら調べてくれるみたい…。
でもどうやって??
中に通されると、お昼時間だったようで、ソファセットのところでお弁当を食べている人たちが…。
座れ…と指示された席の後ろでは、新入社員のような若い警官が机に新聞紙を広げて、拳銃を分解してる…(驚)
あれ? 私たち、ここに居ていいのかしら?? みんなが何を言っているのかわからないし、結構ドキドキしました。
PC で何やら操作していると監視カメラの映像のようなものが出てきました。
あれ? もしかして、探してくれてるの?? とこの時、やっと理解しました^^;
これって刑事ドラマとかで見る光景だわ…とちょっと食い付き気味に画面を横から見るものの、夜なので画像がわかりずらい…><
そんな中、タクシーを降りる自分たちを発見したのですが、タクシーの後ろからゴミ収集車がやってきて、肝心な部分が隠れて見えず…。
あー、こんなことってあるのねー(悲)
他を探すために、どういう道順で帰ったか…と聞かれ、Google Maps を見ながら、思い出そうとするのですが、人間の記憶って不確かですよねー。
それぞれ覚えてることが微妙に違っていて、確信が持てなくて…(汗)
ホテル近辺の映像はどこも確定的なものがなかったので、今度はタクシーを乗った地点の画像を探すことに…。
しばらくするとヒョコヒョコと歩く私たちが画面に映しだされました。
おぉー、これもドラマで見かける映像と同じだわ…。ホントに自分たちが写ってる!!
で、この地点からどのくらいでタクシーに乗ったのか…、タクシーはどっち方向からきたのか…などを聞かれているうちに、車体等でこれだと思われる車を見つけたみたい。
すると、今度は運転登録証のような顔写真入りの画像を見せられて、運転手の顔の確認をさせられたのですが、私たちの記憶では髪はあったと思ったのに、写真の人は髪がないんですよ!!
でも、顔はこんな感じだったような気もするし…。確信が持てない…><
それでもこのタクシーに間違いないと思ったのか、電話をして何やら話しています。
すると、笑顔で ありましたよ!! と…。
えっ、ホントに??? 予想もしていなかったので、思わずホテルスタッフに抱きついて喜んじゃったわよ(笑)
「営業で遠くにきてるから、届けるのは夜になる。タクシー代金として、1,000元払ってくれないか…」と言ってるけどどうする? と聞かれたので「戻ってくるなら払います!」と交渉成立しました。
電話を切ったら、拳銃を分解していた署員の人たちからも拍手が沸き起こり、あら、みんなも事態を見守っててくれたのね…。 ありがとうございます! とあらゆる方向に頭をさげてきました^^
その後、書類を記載しお金も払ったら、写真を撮るから…と言われ、あれ? 犯罪者とかが撮られるみたいなあれ? 台湾ではこういう場合も写真撮るの?? と挙動不審になっていたら…彼の iPhone で受付をバックにみんなで記念撮影(笑) 何だかのどかだわ…。
受付の署員の方も協力してくれて、私のカメラでも撮ってくれました^^
警察に来てから、2時間半で解決。
台湾警察ってホントに優秀でとっても親切!!
怖いとか、威圧感があるとかって雰囲気は全然なくて、親身になって時間をさいてくれたし、終始穏やかでした。
同行してくれたホテルスタッフもとっても可愛らしい子で、この子が可愛かったので頑張ってくれたし、写真も撮ったのでは? と私たちは勘ぐってしまいましたが(心の中でManager Good Job!! って思ってました 笑)彼女もとっても親切で、途中途中で「大丈夫ですよ。台湾警察は優秀ですから、きっとみつかります!」と励ましてくれて、とっても心強かったです。
この後、19時くらいにはタクシーの運転手さんが警察に届けてくれたので、今度は自分たちだけで取りに行きました。
おおよそ1日ぶりに手元に戻ってきた iPhone ♪
ホントに戻ってきてよかったわ〜^^
外国の警察署内に入ることなんて普通はないので、いろんなことに興味津々でした。
拳銃を分解しているのを見るのも初めてだし、途中で部品がコロコロっと床に転がっていったりして、コントみたいだけど、本物なんだよね…と不思議な感じでした。
途中で他の探し物をする人が来たので、ソファに移動したんですが、台湾茶を入れるお茶セットが置かれていて、お湯を流す管がバケツにつながってました(笑)
日常もこうやってお茶を飲むのねーとちょっと驚きました。
ホテルでもすっかり有名人になっちゃったみたいで(汗)、iPhone 見つかってよかったですね! といろんな人に言われました。
スタッフ間の情報共有が素晴らしくて、いいホテルだなーとしみじみ思いました。
こういうことが安心感にもつながるし、Manager の仕事の的確さと速さも感動でした。
台湾警察もここまで対応してくれるなんて思ってなかったので、嬉しかったし、ホントに優秀ですね。
言葉が話せたら、もっときちんと感謝の気持ちを伝えたかったんだけど、謝謝しか言えない自分がもどかしかったです。
自分の不注意からいろんな方にご迷惑をお掛けしましたが、台湾の方々の親切に触れて、ますます台湾が好きになりました。
本当にありがとうございました
by wvyumavw
| 2016-05-26 16:48
| 2016.5 Taipei旅行