これぞ暁斎! 世界が認めたその画力@Bunkamura ザ・ミュージアム 

河鍋暁斎、名前は知っていてもどんな作品があるのか…実はよく知りませんでした。
でも、この展示会のタイトルにもあるように、世界が認めたその画力!…というのが気になって、見に行ってみることにしました^^

河鍋暁斎、時代が大きく揺れ動いた幕末から明治を生きた絵師。
幼い頃に浮世絵師の歌川国芳に入門したのち、狩野派に学び19歳の若さで修業を終え、流派に捉われず様々な画法を習得し、仏画から戯画まで幅広い画題を独特のユーモアを交えながら圧倒的な画力によって描き上げた暁斎。
世界屈指の暁斎コレクションとして知られるイスラエル・ゴールドマン氏所蔵の作品が今回展示されました。
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思ったよりも見応えのある展覧会でとってもよかったです。
暁斎の観察力、表現力など圧倒的な画力は当時来日した外国人から北斎の再来と驚きをもって高く評価されたそうです。
弟子入りした外国人もいたんですね。

序章ではゴールドマンコレクションの始まりとして、最初に出会ったこの 象とたぬき という作品が展示されていました。
100点近い絵を収めた画帖の一枚だったこの絵が記憶に残ったことからはじまったそうです。
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ホントにいろんな種類の作品があって、素人には同じ人物が描いたとは思えなくて驚かされます。

いろんな種類のものがあった中で、思わず顔がほころんでしまったのは、動物を題材にしたものでした。
描かれている動物がそれぞれ生き生きしてて、躍動感があるんですよねー。
話し出しそうな感じ…^^

圧倒されて椅子に座ってボォーと眺めていたのは、この百鬼夜行図の屏風絵でした。
絵巻に描かれることの多い百鬼夜行ですが、六曲一双の屏風に妖怪たちが描かれていて、大画面なのでとっても迫力がありました。
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パンフレットにも登場しているこの絵は、地獄太夫と一休。
着物の柄が地獄絵になっていて、骸骨と踊る一休が描かれています。
ちょっと不気味なようでもありますが、骸骨がまわりで踊っている姿なんかはクスッと笑ってしまいました。

着物の柄は結構凝っていて、この絵だけでなく他の作品でもいろいろな趣向が凝らしてありました。
おばけが集まった絵には、ドロドロと描かれた着物を着ているおばけもいたりして、可笑しかったです^^

他の絵師の作品もそうですが、着物の柄まで結構細かく細工されているので、そんなところを見るのも楽しいです♪
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今回の音声ガイドは、春風亭昇太さんでしたよ。
外にはこんな撮影スポットもあって、みなさん写真を撮られていました。
私も記念に…^^
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動物ものに魅了されたので、気に入ったポストカードを購入してみました^^
カエルの学校。開化以降の西洋的な集団教育を描いたもので生き生きとしたカエルが可愛らしい^^
鯰の船に乗る猫。一生懸命引っ張っている猫とナマズの上で寝そべっている猫がいいよね^^
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このカエルシリーズも好きでした^^
カエルの曲芸
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記念に象とたぬき、それとちょっと明治のモダンな雰囲気のものも…。
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大判のポストカードになっていた百鬼夜行。
これは屏風になるんですよ!!
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今みたいに簡単に何でも写真に撮ったり、動画がある時代じゃないのに描かれている動物がリアルなんですよね。
観察力が凄いというか…タイムスリップしてどんな風に描いていたのか覗いてみたい気持ちになりました^^



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by wvyumavw | 2017-04-19 11:26 | イベント・観劇 | Trackback | Comments(0)

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